ocr-generated 市網上資料(民俗資料)
八幡神社
獅子頭一組
所 在 調布市富士見町二丁目一番地
指 定 昭和四十四年十一月十二日
この獅子頭は、王獅子・中獅子・女獅子の三頭で一組にな
っており、旧下石原地区の鎮守、八幡神社の宝物である。こ
の獅子頭を用いて行われる獅子舞は、元禄時代、源正寺のほ
職が、村祭りの興隆と若者の健全育成を願って始めたものと
いわれ、この獅子頭はその時に住職自らが作ったものと伝え
られている。また、昔悪疫が流行したとき
この獅子頭をかぶって村中を舞い歩き」、悪
病を追い払ったとも伝えられている。
この獅子頭は、現在も祭礼の時に村中を
練り歩く「道中」の舞と、社前で奉納される
「土俵」の舞に用いられている。永く村人の
2に融合してきた貴重な獅子頭である。
平成七年三月三十日
調布市教育委員会