ocr-generated 淨土宗旨
当山は全龍山行念寺不退院と称し、千葉県
市中新宿一丁目六番地号(旧・庚申塚)
なる。寺号の「念仏を行するう」として法
上入の念仏の教えを本尊阿弥陀如来のもと
今日に守り伝えている。
創建は、室町後期の明応4年(一四九三年)
三月小全・東漸寺開山・経察歳上人(増上
寺三世主観上人の弟子)の開基である。
ニ刻み然に相当
持し整よ
こり支落内大野
十例筋 認賊昭それよ貞部
状烏野谷・医王寺ニツネ・常行院と並び悪彦
上人開基の東漸寺末寺である。
※所には底上人の無縫塔がある。
全十 四 月を祖 徒とする。
三年(一六八六年)九月十七日の火災に
本堂・庫裡を焼失し、元禄四年(一六
「年) 参上人により庫裡再建がなされた。
の後、東漸寺に護寺されたときもあったが
昭和十年(一九三五年)吉井泰順上人が住
職に就き、当山再興に努めた。
昭和四十三年(一九六八年)には、本堂(鉄
筋造)を復興し、庫裡(木造)を再建した。
例年、八月二十一日に大施餓鬼会、十一月二
十日には十夜法要が生徒により奉修されて
いる。
平成十八年八月吉日