Monumento

iepesu

2016/08/03

Tags: 熊本県 上益城郡山都町

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石風呂

 治承4年(1180年)12月28日平清盛の五男重衡が、東大寺の大仏を含めた南都の寺を焼き払いました。

 翌年、朝廷から俊乗房重源に「東大寺造仏使」という勅命が授けられ復興事業が着手されました。そして、建久6年(1195)に復興が完成し「大仏殿落慶供養」が営まれました。この復興事業のために周防国(現在の山口県)が東大寺造営料所として充てられ、多くの木材がこの地より奈良へ切り出されました。大変な重労働だったらしく、体が悪くなった人たちの養生のために温泉や石風呂が利用されました。

 ここで云う石風呂とは、現在で云うサウナ風呂のようなものです。山都町にも数カ所残っています。その一つが、元営林署跡(役場仮庁舎浜町事務所)の北側・下田弘さん宅の玄関前の道上にあります。これは、下馬尾の正福寺(現在日蓮宗)が天台宗だった頃のお寺の附属施設ではないかと思われます。昔のお寺は、総合大学みたいなところで医学的なことも行っていました。

 岸壁を掘った洞穴で、入口の幅は1.9m、入口の高さは1.7m、内部の高さは1.8m、奥行きは1.7mで、内部の幅は2.4mもあります。一番奥の壁が30㎝×20㎝くらいの長方形の形でえぐられています。これは、薬師如来を祀った跡だと伝えられています。

 石風呂には石が敷かれ、それに柴木を入れて火を点けます。そうすると、石が焼け周囲の壁も焼ける。それに石菖(せきしょう)、や蓬(やもぎ)を乗せ、楠(くす)の葉等を入れ、その上に濡れた筵を被せると中は香気に満ちた蒸気が立ち込めます。熊笹で天井を掻き混ぜ、入口には筵(むしろ)を下げ熱気逃がさないようにします。

 山口県では、これを「平安の石風呂」として観光に利用しています。

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2016-08-03 08:18 (722)
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