ocr-generated 東京都選定歷史的建造
上田邸(旧忍旅館)
所在地 台東区池之端3-3-19
設計者 不祥
建築年 昭和4年(1929)
上田邸は、以前、忍旅館として営業しており「花園町(現在池之端)の白さ
ぎ城」と親しまれていた。建築当時こうした洋館は珍しく、見学者が絶えな
かったといわれている。
この建物は、木造建築であり、モルタルに目地を切って石壁風に見せた外
壁や窓上部などに共通のデザインはあるが、窓の付け方やイオニア式をはじ
めとする柱に各層独自のデザインをとり入れた外観となっている。1階から
3階の各層は階段状にセットバックしているので、3階建の上に塔屋が乗っ
ていても圧迫感がないことも特徴のひとつである。
東京都生活文化局
平成12年)
上田邸(旧忍旅館) |