雨乞嶽(あまごいタキ)
Amagoi-taki Shrine (Shrine to pray for rain)
那覇市指定文化財(史跡)
昭和51年(1976年)4月16日指定
雨乞いのおこなわれた御嶽は沖縄各地にありますが、ここは俗にアマグイヌウタキと呼ばれ、干ばつの打ち続く時に王様が親(みずか)ら家臣たちを率いて、この御嶽で雨乞いの祈願をされました。
マーニ(クロツグ)の生えた小さな丘を、低い石垣で丸く囲んで聖域とし、石敷きの壇に香炉が設けられていました。また、ここから南西方向への眺望の広がりはみごとで、首里八景の一つとして「雩壇春晴(うだんしゅんせい)」(春雨の合い間に雨乞いの丘からの眺望が素晴らしい)とうたわれています。
歴史散歩の道「ヒジガービラまーい」
那覇市教育委員会 平成5年(1993年)3月設置