ocr-generated 雄琴神社の由来
壬生町の総氏神、総鎮守と称えられる雄神
社は、寛治五年(1〇九)天照大神、天武天皇、
舎人親王を祭神に鎮守府将軍清原武則の子孫保
定によって創建されたと伝え、藤森神社と称し
ていました。
文明元年(一四六九)王生に初めて城を築い
た王生彦五郎胤業がその祖である小槻今雄公を
合祀し、社殿を建て替え社号を雄琴神社と改め
ました。また、現在の社殿は天和五年(一六八五)
から三ヶ年をかけて時の城主三浦壱岐守が造営
寄進したものであります。
このように当社は、歴代城主もちろん、衆庶の
祈願所として篤く信仰され親しまれてまいりま
した。
手生町観光協会