ocr-generated 「帝都を飾るツイン・ゲイト(
「復興は橋より」、これが関東大震災
後の復興事業の合い言葉でした。帝都」
を代表する隅田川の入口にあたる第一、
第二橋梁は、筋骨隆々とした男性的な
イメージ(永代橋)と優美な下垂曲線
を描く女性的なイメージ(清洲橋)で
演出されました。
これに加えて土木学会では、次のよ
うな理由から永代橋と清洲橋をワン
セットにして、第一回選奨土木遺産に
選定しました。
・二つの橋は、近代橋梁技術の
粋をあつめてつくられた震災
復興橋梁群の中心的存在である。
・永代橋は、わが国ではじめて
スパン100mをこえた橋であり、
しかも現存最古のタイド・アー
チ橋である。