ocr-generated 記
一名称 真乗院のコウヤマキ
一、形状及び大きさ
コウヤマキ(高野槇)は真東院の前庭の北側
の諸樹植込みの中にある往時の植栽木で
東側にカヤ(極)南側シイが四・五米と近
距離にあって各目通しニ五o米内外の樹幹の
ものである
樹の大きさ
幹の目通り(幹囲)-四・五米
樹高
「ハoo米
枝下(* 枝) 「 六・o・米
枝張り(東方へ)
(西方へ) 四・九。米
(南方へ)
三・六・米
(北方へ) 五・五・米
根周(地境) 「セ・八。米
「四・
五米
以上の様な形態で四園の枝張りははなはだ狭く
上空さして狭い円錐形をなし天に摩しているが
樹幹の途中からニス分幹をなしている樹勢は
いまだおとろえずはなはだ美事である