ocr-generated 東大和市旧跡
十七番札所 霊性庵
所在 東大和市狭山三丁目|三三三番地のニ
指定 昭和五十五年四月一日
この霊性庵は、狭山三十三観音霊場の十七番目の
札所である。
霊場は、狭山丘陵周辺に点在するが、一説には天
明八年(ーモハハ)に創設されたと言われている。
観音巡りは、「人の人間としての安らぎを求める
ためのもので、明治の中期ごろまで盛んであった。
本尊は、如意輪観世音菩薩で、作者は恵心僧都と
いわれ、長さ八寸(約二四センチメートル)の坐像
が安置されている。
《霊性庵詠歌)
き・茂る の 庵を訪ね来て
うれしくも き く
法 の 松風
昭和五十六年三月
東大和市教育委員会