ocr-generated 天翁院のコウヤマキ(天然記念物)
としょうこうやえん
ぼうかじゃ
コウヤマキは、スギ科の常緑針葉高木で日本に
な種である。
その分布は福島・新潟両県以南、四国・九州の4州に限ら
生する。陰樹であり、生長は遅い。紀州の高野山に特に多い。
からこの名があるという。
コウヤマキは古来、防火樹として社寺の境内に多く植えられて
きた。天翁院の本堂も、文化五年(一八〇八) 野火によって類焼
し、その後、現在の地に建てられたという.このコウヤマキは
焼失した本堂と現在の本堂との間にあり、防火樹として植えられ
たものと考えられている。種特有の美しい樹冠を保ち、樹齢四百
年以上と推定される。
てんのうん
樹高 約十七米 目通り 約三栄
枝張り
東西約八米
南北約八米
指定年月日 昭和六十年五月一日
所在地 小山市本鄉町1丁目九番四1
所有者(管
「 院
小山市教育未