ocr-generated 田宿本陣跡
本陣は江戸時代に主な街道に設けられた
宿泊施設で、本来は幕府公用の大名・勅使・
公家・門跡(僧)上級武士の便をはかるため
のものでした。大名などが宿泊休けいする時は
宿場や本陣の入口に「関札」を掲げ、誰が宿
泊休けいしているか知らせました。また本陣
には定紋入りの提灯を掲げ、門や玄関には
幕を張りました。
本陣主人は名字帯刀を許され、他の宿役人
と共に、大名などを宿の入口まで出迎えまし
た。江戸時代の初めから江戸時代を通して青
木家が代々、この地で本陣を維持し、明治の
世となって明治天皇が休けいの一時を過ごさ
れました。
間々田商工会
小山歴史研究会
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