ocr-generated 京浅草・浅草寺の「白馬繋馬図」の大絵馬と一対を
なすといわれています。
町指定事項
町指定
文化財算額
指定年月日 昭和五十七年一月十三日
所 在 地 野木町大字野木二四〇四番地
この算額は、明治二十二年に間々田在住の最上流
の和算学者根岸林左ェ門安章の門下生で野木在住の
野鳥勝次正行の手により野木神社に奉納されたもの
です。
「算額は、日本に古くから発達した数学である和算
の問題と解答を額にして神社仏閣に奉納したもので、
本町においては現存する唯一のものであり、栃木県
の和算研究史資料としても価値高いものがあるとい
われています。
この本算額は、幾何学の範疇に入る円の直径と正
方形の辺の長さを算出させる問題と解答であり、当時の和算のすばらしさを現代
に示してくれる有力な資料となっています。
昭和五十七年三月
野木町 教 育 委 員 会