ocr-generated 水天宮金刀比羅宮緣起
* 水天宮は寛政九年六月 大阪 中之島 久留米藩蔵屋敷内
に祀られ、藩主 有馬公殊に尊崇し給いたものなり。
明治維新に際し、蔵屋敷は朝廷に返上せられ、御神霊は
丸亀藩蔵屋敷の金刀比羅宮に合祀せられしが、丸亀藩蔵屋
救も上地となり、共に高松藩蔵屋敷の金刀比羅宮に迷し本
り、後、堂島中二丁目に遷座せらる。
明治四十二年「北の大火」の際、該社も被災し、当地に
露天神社の境内社として斎祀せらるに至る。
明治天皇御降誕のの、孝明天宮共の御安産を御祈きあそ
ばされ、無事御降誕の後、当水天宮(久留米藩蔵屋敷内)
へ鳥の子餅を御奉納ありしと伝える。
尚、東京水天宮は文政元年十一月に御鎮座せられしもの
にて、当社はそれより二十一年以前に祀られたり。
御祭神
天之御中主大神、安徳天皇、大物主大神、崇徳
御
天皇、住吉大神他二柱。
安産、児童守護、交通安全、水関係職種の守護
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