ocr-generated さって じゅくぼん
けあと
9& 幸手宿本陣 知久家跡
幸手市中|ハー十六
知久家は本陣(大名宿)・問屋・
「名主の三役を兼ね、幸手宿で最も重
要な役割を果たした家柄でした。初
代帯刀は、長野県伊奈郡の豪族の出
で、同郷の関東郡代伊奈熊蔵より幸
手宿の久喜町開拓を命ぜられ、諸役
を務め、明治三年(一八七O)に本
陣が廃止されるまで、代々幸手宿の
繁栄に尽しました。
明治六年、知久家の書院で小学校
が開設され、明治九年、明治天皇が
東北巡行の折に宿泊されています。
屋敷は、間口約三十九m・奥行約
八十mで、約千坪ありました。
幸手市教育委員会
「文化財を大切にしましょう