ocr-generated 流山 道
本説明板の前を東西に走る小道は、江戸の昔か
山道と呼ばれた古道である。保木間で日光道
中からわかれ、南花畑、内匠橋、六木を経て流山
に向かう。この道に接する宝積院と氷川神社
国時代の武士・千葉氏の陣屋があったと伝えられ
ることから、道の成立は戦国時代以前にさかのぼ
ると考えられる。
この道を東進すると花畑大鷲神社や成田山と結
んでおり、西に進むと西新井大師に通じる信仰の
道でもある。ここから大師道・成田通という別称
もある。なお沿道には寺院・ 神社や旧村地帯が分
布し、保木間の旧家の多くもこの道に沿って建っ
ており、地域の歴史を今に伝える。
神
平成十年九月
東京都足立区教育委員会