壺屋うふシーサー
シーサーはライオンをモデルとする架空の動物で、その発祥は、古代オリエントやインドだと言われています。長い歳月をかけシルクロードを旅し、ここ沖縄には十五世紀頃、琉球王朝の大交易時代に中国から伝わったと言われています。今では、赤瓦の屋根や門柱などにその勇姿を見ることができ、福を招き、邪を払う、家々の護り神として、広く沖縄県民に親しまれています。
壺屋の新しいシンボルである「壺屋うふシーサー」は、三百年以上の歴史を誇る伝統の壺屋焼で作り上げられ、さいおんスクエアにたたずむ「さいおんうふシーサー」と兄弟のシーサーとして熟練の陶工の手により魂を吹き込まれ誕生しました。
「壺屋うふシーサー」は、那覇のまちの護り神として、住む人、訪れる人、行き交う人々を温かく見守っています。いつまでもいつまでも、夢と希望に満ちた明るい未来と人々の幸せ、そして、笑顔の絶えない楽しい暮らしを願いながら・・・。
※“うふ”は、沖縄方言で「大」や「大きな」を意味しており、他にも「大木」は“うふぎ”、「大人」は“うふっちゅ”と言います。
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