ocr-generated 国際基督教大学構内5番遺跡
(ICU・LocE)
この遺跡は、かつては国際基督教大学構内
にありました。昭和四六年(一九七)と昭
和五三年(一九七七)に市道の建設に伴って
発掘調査が行われ、後期旧石器時代(約一万
五十~三万五千年前)の遺跡であることが明
らかにされました。
富士山の火山灰である関東ローム層中から、
時代を異にする四枚の生活跡が確認され、ナ
イフ形石器やスクレイパー等の石器が多数出
土しました。また、焼けた石が詰まった土塀
と呼ばれる遺構が発見され、旧石器時代の
人々の生活の一端をうかがうことができます。
「平成十九年三月
小金井市教育委員会