ocr-generated 登録有形文化財 工芸品
法雲寺の梵鐘
所 在 地 新宿区愛住町十番地1
登錄年月日 平成十八年八月四日
法雲寺第四世順意が枡屋、長谷川氏、飯田氏、
江藤氏などの喜捨を受け、享保八(一七二三)年
に鋳造された銅造の梵鐘。総高一三二・五センチ
で、江戸鋳物師河合兵部藤原周徳の作である。
江戸鋳物師の梵鐘鋳造減少期における作品で、
同時期における江戸鋳物師の技術的特徴を知るこ
とができる。また、銘文から当寺の檀越等を知る
ことができ、史料的価値も高い。
太平洋戦争中の供出により区内の江戸時代の姓
鐘は残存数が少なく貴重である。
平成十八年十月
区教育委員会