ocr-generated 上正寺の聖徳太子立像
昭和四十九年一月二十三日 茅ヶ崎市指定重要文化財
木造聖徳太子立像一躯
よせぎ
「よくがん かんにゅう
そ ぼく
寄木造り、玉眼嵌入。上半身の肌部は素木に古色仕上げし、
袴は朱彩が施されています。この姿は、聖徳太子が二歳のとき、
東方に向かって「南無仏」ととなる合掌すると、手の中から舎
利が出たという伝えを表し、「南無仏太子」とよばれます。
「太子が自ら彫刻したという言い伝えを有していますが、室町
時代の作と考えられています。