ocr-generated あきる野市
定有形文化財(彫刻)
ごりんろく
「ぞう
ちゅうん
福徳寺の五輪六地蔵及び中尊 一群
所在地 あきる野市油平二四六番地
指定 平成二五年三月二六日
「ぶつこうじゅう
めいん
中尊(中央の地蔵菩薩)は江戸時代中期
の元禄一四年(一七〇一)に、その脇の六体の
地蔵菩薩は安永七年(一七七八)に建てられ
たものです。共に地域の念仏講中(信仰集団)
によって建てられたことが銘文からわかります。
中尊を除く六体の地蔵菩薩は、光背が
五輪塔の形をしており、この形式の地蔵菩
薩は市内で唯一です。更に、この形式の地蔵
が六体そろっている例は、他の地域でも見る
ことができず、貴重な文化財です。
平成二八年10月一五日 設置
あきる野市教育委員会