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かわら
栃木瓦について
ほこのもりのなかいずみかわ あらいまち
栃木市北西部の箱森、野中、泉川、新井町などで生産している
「栃木瓦」の歴史は、江戸時代末期にさかのぼる。
かわら
ほうふ ねんど ねんりょうよう
互に適した豊富な粘土や、燃料用の材木を産出する山々を後背地
こうはいち
だいしょうひち
とした瓦製造は、大消費地の関東地方をひかえていたこともあり、
りゅうせいさわ
隆盛を極めた。
おにがわら
「瓦には、数多くの種類がある。このうち、鬼瓦は、住いを守る
せんれん
しゅこした
ゆうそう かれい こ
「守護神」であり、洗練されたなかにも、勇壮、華麗さを誇るもの
である。
おおむね
中央の鬼瓦は、大様に使用する鬼面付き鬼瓦であり、左右は、
げんかん
「きくいけしょう
菊水化粧鬼瓦、また左手前はビン張り菊水化粧鬼瓦で、主に玄関に
用いられる。