ocr-generated 市指定天然記念物 昭和51年(1976)4月15. 定
じょう こうじ じゅ りん
常光寺の樹林
藤沢の旧宿場町の南側に残る貴重な緑地です。駐車場などを
除く境内の約7900m(約2400坪)が指定区域となっています。
大小さまざまな木々が生い茂り、すぐ近くを国道467号線
(旧1号線)が通っているとは思えないほどの静けさです。市街
地の中でこれほど多くの巨木が集まっているのも、市内では
珍しいことです。
境内東の墓地にあるカヤは、昭和59年(1984)「かながわの
名木100選」に選定されています。また、庫裡の西、裏山の
イチョウは、遊行寺の大イチョウに次ぐ太さです。幹の折損部
に明治13年(1880)の大火で類焼したという跡があり、半分以上
は枯れていますが、新たな枝が生長してきています。
「主な樹木の分布は図のとおりで、数値は平成21年1月に計測
した幹回りの寸法です。
平成21年(2009)3月
藤沢市教育委員会
常光寺境内
中
タブノキ
カヤ 4.1m
58m
イチョウ
クスノキ
29m
37m
山門日
クスノキ0
本堂
35m
庫裡
タブノキ
39m
イチョウ
59m