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よさこい秘話(お馬が奉公していた旅籠「坂本屋」跡)

2018-04-29

Tags: はりまや橋 よさこい節 坊さんかんざし お馬 純信 高知県 安田町

Guide plate text

よさこい秘話
土佐の高知のはりまや橋
坊さん かんざし買うをみた
   ヨサコイ ヨサコイ・・・
よさこい節 に登場する
坊さんかんざし 騒動の主人公
お馬 さんが、ここ 安田、東谷の
旅籠「坂本屋」で働いていた・・・
幕末の土佐に、恋の自由を求めて奔放した
「よさこい、かんざし騒動」は、維新の志士達より早く
自由精神を実践した。

由来
五台山、竹林寺の学僧二百余名を預る指導僧の純信
五台山麓、鋳掛屋の娘、お馬との恋の「かけおち」
のため純信がお馬に花かんざしを買い求めたもので、
安政元年(一八五四) の大地震の直後の翌、二年、五月十九日の夕刻、
純信、お馬と土佐山田 出身の道先案内として安右衛門の三人で、物部村から
国抜けし、讃岐の金比羅、 百段目の旅館「高知屋」で捕えられ、高知の
山田町奉行所で取調べられた。この時の奉行は、ここ安田に生まれ
育った儒学者、岡本寧浦の門下生である松岡毅軒であった。
この取調べの際、松岡奉行が「なぜ年が二〇も違う親の様な人と好きで
逃げたのか」との問いに、お馬は平然として「好きになったら、年の差など
どうでもよい。」と答えたと毅軒は後世に書き残している。
やがて裁きが終り、お馬は安芸川以東へ追放、この
安田・東谷の神峯登り口、旅籠「坂本屋」で奉公をする身になった。
一方、純信は仁淀川以西へ追放となったが、自らの
意志で国外追放を願い、伊予国、川之江の
塩屋の三軒屋娚石の亀吉の世話により、
学問所一筋の家柄、井川家の私塾の教授となって、
子弟の教育に専念する。
一方、お馬は、ここ坂本屋で奉公中、
突然、追放先の変更を受けた。
理由は、純信がお馬を連れもどしに
来たとのことであった。
事実不明のままお馬は、今度は
高岡郡、須崎池ノ内の百姓に
預けられ、のちに土地の人Iと
世帯を持ち、二男二女
をもうけた。

当時の坂本屋
安田の神峯は、よさこい節の
節にも登場している
思うてかなわにゃ
願かけなはれ
流行る安田の神峯

当時、安田の神峯は、「流行る安田の神峯」と歌われたように、近郷近在の
信仰と遊びの中心であった。神峯寺の前札所の養心庵(現在廃寺)が
ここ東谷集落の岡にあり参拝客相手の大きな料亭旅館がひしめき、緊単な
場所であった。大人のお馬は大人気であっただろうと、想像される。

その後の「お馬」
お馬の子供達もそれぞれ成長し、明治二八年(一
ハハ五) お馬夫婦は、長男の住む東京小石川に引
越し、更に明治二一年(一八八八)に二男の家で
余生を送り、お馬は煙草屋の店先で店番をしてい
たという。東京都北区豊島で明治三六年(一九〇
三)六五歳で没し、 北区の西福寺で静かに眠っ
ている。

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2018-08-08 23:31 (10)
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