ocr-generated すじみち の き
にし
こうリ
この番所がいつ設けられたかは詳しい記録は
在J办、尾張藩办享保一六年(一七三)茄?
川下新井に「川並番所」を設置した記録がある
のでこれに対応して設けられたものであろう。
「寬政元年(一七八九)ST中山道筋路之記」
には「番所錦織役所支配」とあります。尾張藩
の直轄地であった木曽山から採伐した材木の輸
送は重量材(丸太類)は木曽川を利用して流送
し、軽量材の博木、土居等白木類は牛、馬によ
る駄送の方法が採られていました。
木曽川筋には各所に「川番所」が、中山道に
は「白木改番所」が設けられ、抜け荷の監視と
量目の点検など厳しい取締りが行なわれていま
した。
「しら きあらためばんしょ
これ等の施設は明治四年(一八七-)廃藩置
県の措置によって廃止されました。
平成六年四月一五日 坂本地区文化遺産保存会