「故郷の風景」
原画制作者:小波津仁徳
油給制作者:儀間義明
上の絵画は、小波津仁徳氏(字小波津出身)が、戦時中捕虜となり、ハワイの日本人捕虜収容所に収容されていた時(昭和20年7月)望郷にかられ、描いた「故郷の風景」(沖縄製糖株式会社西原工場及び我謝馬場のクワディーサー並木付近)を原画として、親族の儀間義明氏(南風原町字兼城出身)が油絵にした作品です。現在は西原町立図書館のエントランスホール壁面に常設展示されています。(油絵120号)
この絵画では戦前の沖縄製糖株式会社西原工場、工場のクムイや社宅、沖縄県立糖業試験場、我謝馬場のクワディーサー並木、運玉森、与那原湾などが描かれ、当時を知るうえで大変貴重な資料になっております。