ocr-generated 宝
石
種
川
市指定史跡。
指定 1976(昭和51)年9月28日
宅ロ種別は、真島上川沿いの急ながけの下に設けられています。
そのため、背後は沖縄独特のあいかた積みと呼ばれる石積みで、極
*めて顔文につくられています。樋川の前は、石畳になっています。
現在あるコンクリートの水槽は、飲料用と洗濯用に水をわけたもの
で、昭和初期につくられました。
もとは入口にあった「宝種」碑によると、1807年、この種川
を開いたのは当蔵村の平民だちで、その功績によって位階を賜り、
その後1842年に大修理を加えた赤田村の平民宮城は、十分に取
り立てられました。
かつては、ジブガーフィージャーと呼ばれ、昔から豊かな水に恵
まれ、干ばつにもかれることのない重宝な種川でした。近年は種川
の背後が開発され、一時期より、水量が落ちていますが、市内でも指
折りの湧水量を誇っていることに変わりありません。
那霸市教育委員